今回は、UTAGEのメール配信機能の特徴や使い方のコツについて解説します。
この記事を読めば、
- UTAGEのメール配信にはどんな機能があるのか
- UTAGEのメール配信機能の詳しい使い方を知りたい
- UTAGEでメルマガを配信する方法を知りたい
といったお悩みを解決できます。
さらに、UTAGEだからこそできる自動化のコツも解説しています。ぜひチェックしてください。
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UTAGEのメール配信機能の特徴とできること

まず、UTAGEのメール配信機能の特徴とできることについて解説します。
UTAGEの主な機能は以下の通りです。
- LINE配信連携
- 一斉配信
- ステップ配信
- リマインダ配信
- HTMLメール
- メール開封率・クリック率の確認
- 読者(購買者)の管理
- 登録フォーム作成
- AIアシスト機能
- 登録経路分析
- A/Bテスト
一つずつ詳しく説明します。
LINE配信連携
UTAGEは、LINE配信と連携できます。LINEとメールを一括管理できるツールは多くありません。
UTAGEでは、メールアドレスとLINEの情報を統合させることができます。そのため、メールとLINEの両方を使い、相手に確実にメッセージを届けることが可能です。
メールとLINE両方を配信するだけでなく、メールのみの配信、LINEのみの配信といった選択ができます。
顧客ターゲットや配信内容に合わせて、LINEとメールを効率よく配信する仕組みを作ることができるのです。
また、LINEとメールを一括で管理できるので、作業時間は大幅に削減できます。
一斉配信
基本的な機能の1つとして、メールの一斉配信機能があります。登録している購読者に一斉にメールを配信する機能です。
今すぐ送信するか、日時を指定して送信するかを選ぶことができます。
また、登録している購読者からターゲットを限定して送信する絞り込み配信も可能です。
例えば、メールアドレスを登録して3日以内の人、これまで送ったメールを開封していない人、といったように、様々な条件で絞り込むことができます。
さらに、LINEと連携していれば、LINEで送ったメッセージを開封していない人限定で送るといったことも可能です。
ステップ配信
ステップ配信も基本的なメール配信機能の1つです。メールアドレスを登録した人へ、定期的にメールを配信する機能です。
送信のタイミングは、登録直後、登録後〇日後の〇時〇分、登録後〇日後の〇時間〇分後から選ぶことができます。
一斉配信と同じように、配信条件を設定しターゲットを限定して送信することが可能です。
リマインダ配信
リマインダ配信も基本的な機能の1つです。説明会などの開催日まで案内をメールで送る機能です。
送信は、説明会などを基準日として〇日前の〇時〇分というタイミングと、相対時間で設定できます。
リマインダ配信でも、一斉配信やステップ配信と同じように、配信条件を設定してターゲットを絞った配信が可能です。
HTMLメール
UTAGEのメール配信機能では、HTMLメールの作成もできます。
文字の装飾や画像の挿入だけでなく、ボタンや区切り線を入れることも可能です。さらに、カウントダウンタイマーも設置できます。
メール開封率・クリック率の確認
UTAGEでは、メールの開封率やクリック率を簡単に確認できます。
送信済みのメール一覧にて確認できるので、どのメールの開封率が高いのか、クリック率が高いのかが一目瞭然です。
読者(購買者)の管理
UTAGEでは、読者にラベルをつけて管理することが可能です。いわゆるタグ付けです。
例えば、商品Aを買った読者に「商品A購買者」というラベルをつけます。メール配信条件としてラベル付けされた読者を選ぶことができるので、「商品A購買者」にのみ特別商品の案内メールを送るといった利用法ができます。
このラベル付けは手動で行うこともできますし、自動で行うことも可能です。
商品購入後や特定のメール配信後に自動で指定したラベルを付ける、といった設定もできるので、一度設定してしまえば、ラベル管理の自動化を実装できます。
登録フォーム作成
UTAGEでは、読者に登録を促す登録フォームの作成が簡単にできます。
登録フォームには、メールアドレス入力欄だけでなく、プルダウンやチェックボックス、記述式の形で質問事項等を設定することが可能です。
また、登録フォームにて登録後のサンクスページの作成も可能です。デフォルトで作成されるので、そのまま使うこともできますし、内容のカスタマイズもできます。
AIアシスト機能
UTAGEには、独自のAIアシスト機能が備わっています。ChatGPTと連動して、メールの文章生成等をアシストしてくれます。現在の搭載はChatGPT Vr3.5です。
アシスト内容は以下の5つから選択します。
- メルマガのテーマを考えて欲しい
- メルマガの文章を作成して欲しい
- LINEメッセージの文章を作成して欲しい
- ステップメールの流れを考えて欲しい
- その他
メール編集画面からすぐにAIアシストを利用できるので、作業効率の向上が期待できます。
登録経路分析
UTAGEには、登録経路分析の機能も備わっています。登録フォームにてメール登録があった際、どの経路から登録したのかが分かる機能です。
メルマガの登録フォームを複数の媒体に設置している場合、この機能を使えば、どの媒体からの登録数が多いのかが分かります。
媒体ごとに登録経路用のURLを作成できるので、自分の使っている媒体に合わせて設置することができます。
A/Bテスト
メール送信する際、A/Bテストを行うことも可能です。この機能は、一斉配信、ステップ配信、リマインダ配信にて使用できます。
同じメールに2つの件名を作成し、均等に割り振って送信できる仕組みです。この機能を使うことで、より反応の良い件名を知ることができます。
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UTAGEのメール配信の使い方

UTAGEのメール配信には様々な機能があることが分かりました。ここでは、それらの機能の使い方について、詳しく解説していきます。
メールを配信する
まず、メールの配信方法です。
一斉配信、ステップ配信、リマインダ配信という3つの配信方法がありますが、いずれの場合も、まずは、配信アカウントとシナリオの追加が必要です。
配信アカウントとシナリオの追加方法は、以下の通りです。
まず、配信アカウントから追加します。上メニューの【メール・LINE配信】を選択します。下のような画面になるので、アカウント一覧の「追加」をクリックします。

必要事項を入力します。

『種類』は「メール配信のみ」「LINE配信のみ」「メール・LINE併用」から選択します。
「LINE配信のみ」と「メール・LINE配信併用」を選択した場合、LINEアカウントを連携させることで、LINE配信が利用できるようになります。
配信アカウントは以下のように、複数作成することができます。「表示順変更」を選択すると、作成したアカウントの表示順を変えることができます。また、アカウントをコピーしたり削除したりすることも可能です。

次に、シナリオを追加します。シナリオは、先ほどの『アカウント一覧』から、シナリオを追加したいアカウントを選びクリックします。すると、以下のようなシナリオ管理画面になります。
この画面で「追加」ボタンを押します。

必要事項を入力します。

『シナリオグループ』は、シナリオをグループ分けして管理する機能です。プロジェクトごと、商品ごとなど、管理しやすいよう作成することができます。
配信アカウントを作成した際、『デフォルトグループ』が自動で1つ作成されます。
『管理用シナリオ名』は、そのシナリオの名前になります。ちなみに、ここで設定した名前が登録フォームで表示されます。
「保存」ボタンをクリックして、シナリオの追加が完了です。
次に、配信方法別の設定の仕方と、HTMLメールの作り方を説明していきます。さらに、メメールデフォルト設定についても説明します。
- 一斉配信
- ステップ配信
- リマインダ配信
- HTMLメールの作り方
- メールのデフォルト設定
一斉配信
一斉配信の設定方法から説明します。
まず、設定したいシナリオを選択します。すると、下のような左メニューが表示されます。

左メニューから『メール一斉送信』を選択し、「メール追加」ボタンをクリックします。下のようなメール設定画面が表示されるので、必要事項を入力します。

『配信条件』は、「シナリオ登録者全員に配信(条件を指定しない)」と「条件に該当する登録者に配信(条件を指定する)」から選択します。
「条件に該当する登録者に配信(条件を指定する)」を選ぶと、下のような条件設定が表示されます。

①は登録条件で、「登録フォーム・読者項目」に設定した項目や「配信基準日時」「ラベル」から選びます。
②は一致条件、③は条件内容です。④を使ってさらに条件を追加できます。
次に、配信メールの内容を入力します。

本文を作成する際には、右のボックスにある「置き換え文字」を使用可能です。使いたい文字をクリックすれば、本文に挿入できます。
『送信のタイミング』は「今すぐ」と「送信日時を指定」から選び、日時を指定する場合は送信したい日時を入力します。
『送信後に実行するアクション』を設定すると、別シナリオへの遷移や配信停止、ラベル変更、会員サイトへの登録や停止といったアクションを同時に行う仕組みを実装できます。
このアクションの設定は上級者向けですが、これが実装できれば、様々な仕組みが自動化できるようになります。
『URL置換ドメイン』は、デフォルトと独自ドメインから選択します。デフォルトの場合は、他のユーザーの影響を受けてスパム判定される可能性があるので注意が必要です。独自ドメインの場合は、他ユーザーの影響は受けません。
『URL置換方法』は「置換URLを表示」「元のURLを表示」から選択します。「置換URLを表示」にした場合、指定したドメインでの短縮URLを表示します。
『テスト送信』にてテストメールを送信したいアドレスを入れて「送信」ボタンをクリックします。すると、指定したメールアドレスに、作成したメールが送られます。
最後に『ステータス』を「稼働中」と「下書き」より選択し、設定完了です。
作成したメールは、左メニューの『予約中』から見ることができます。

ステップ配信
ステップ配信の設定方法を説明します。
ステップ配信も一斉配信と同様、まずは設定したいシナリオを選択します。そして、左メニューから『ステップ配信』を選び、「メール追加」ボタンをクリックします。

メールの設定項目や配信条件の設定は、一斉配信と同じです。
『送信のタイミング』が一斉配信とは異なります。ステップ配信の場合、シナリオ登録日を基準として、「シナリオ登録直後」「送信日を指定(登録〇日後の〇時〇分)」「送信日を指定(登録〇日〇時間〇分後)」から選択します。
「送信日を指定(登録◯日後の◯時◯分)」の場合は、以下のようになります。

ちなみに、登録0日後に設定した場合、登録した時刻よりも後に登録があったメールアドレスには、メールが配信されません。
「送信日を指定(登録◯日の◯時間◯分後)」の場合は、以下のようになります。

『既存読者への送信』は、配信時間前の読者に対して、「配信しない」「今すぐ配信(未配信の場合)から選択できます。
『送信後に実行するアクション』『URLドメイン置換』『URL置換方法』『テスト送信』は、一斉配信と同様です。
『ステータス』は「稼働中」と「下書き」から選択します。「稼働中」を選択すると、設定したステップ配信の配信予約が完了します。「下書き」を選んだ場合は配信予約が完了しません。
作成したメールは、『ステップ配信』の一覧に表示されます。

リマインダ配信
次に、リマインダ配信の設定方法です。
リマインダ配信も同様に、設定したいシナリオを選択後、左メニューにて『リマインダ配信』を選び、「メール追加」をクリックします。

一斉配信やステップ配信と同様、配信するメールの内容や配信条件を設定していきます。
『基準日』と『送信のタイミング』に関しては、一斉配信やステップ配信とは異なります。以下のように、「イベント参加日」を『基準日』にして『送信のタイミング』を設定します。

送信のタイミングは、イベントに向けたリマインダ配信なので、「基準日の〇日前の〇時〇分」という設定になります。
「-1日前」といったふうに設定することで、基準日後に配信できます。
設定が完了すると、『リマインダ配信』の一覧に表示されます。

作成したメールのコピーや削除は、「⋮」のメニューから行うことが可能です。
ちなみに、UTAGEのイベント機能を使ってイベントを作成すると、リマインダ配信メールが自動的に生成されます。イベント日を基準に、7日前から当日まで計6つのタイミングのリマインドメールが生成される仕組みです。
HTMLメールの作り方
HTMLメールの作り方です。一斉配信、ステップ配信、リマインダ配信ともに同じやり方で作成できます。
HTMLメールを配信したい場合は、メール作成画面で『HTML』を選択し、『編集』をクリックします。

すると、下のような編集画面になります。

①の部分が、メール本文になる編集部分です。作成が完了したら、②で『保存』し、③の『もどる』ボタンをクリックします。
編集方法を説明します。
まず、青い「+」ボタンをクリックします。

すると、要素一覧が表示されます。

上の要素一覧はファネル機能のものです。メール作成で使用できる要素は、以下の5つです。
- テキスト
- 画像
- ボタン
- 区切り線
- カウントダウン
例えば、「テキスト」を選ぶと、以下のようにテキストボックスが追加されます。

テキストボックスにテキストを入力したり、左の詳細メニューから「文字サイズ」や余白の設定をしていきます。
他の要素も同様に編集できます。画像、ボタン、カウントダウンタイマーを追加すると、以下のようになります。それぞれ、サイズや色など、詳細を編集していきます。

メール本文の最大幅や枠、背景色、余白の設定は、HTMLメール編集画面の上メニュー『設定』から『デザイン』を選んで行います。

『デザイン』をクリックすると、次のような設定画面になるので、変更したい項目を入力します。

また、よく使う要素をテンプレートとして保存することで、いつでも呼び出して使うことができるようになります。

メールのデフォルト設定
メールの送信者、送信者メールアドレス、件名、本文のヘッダーとフッター、URL置換設定は、デフォルトを設定し、いつでも呼び出せるようにすることができます。
送信頻度が高い場合はこちらを設定しておくと便利です。
まず、デフォルトを設定したいシナリオを選びます。上メニュー【メール・LINE配信】を選択し、左メニューの『シナリオ管理』をクリックすると、シナリオ一覧が表示されます。

シナリオを選択したら、左メニューの『シナリオ設定』を選択します。以下のようにメールのデフォルト設定画面になります。必要項目を入力し、「保存」をクリックしたら完了です。

ちなみに、設定したデフォルトは、新規メール作成時のみ利用できます。すでに作成しているメールには反映されません。
また、HTMLメールでも利用できないので、注意してください。
各メールの配信予定読者の確認方法
一斉配信、ステップ配信、リマインダ配信にて作成したメールの配信予定者を知りたい場合、以下のようにして確認ができます。
一斉配信の配信予定読者
まず、一斉配信メールの場合の確認方法です。
確認したいメールのシナリオを選択し、左メニューの『予約中』をクリックします。すると、『予約中のメール・メッセージ』の一覧が表示されます。
メールの右側にある「⋮」のメニューをクリックし、「配信予定対象者」を選択します。

これで、配信予定の読者一覧を確認できます。
ステップ配信・リマインダ配信の配信予定読者
次に、ステップ配信とリマインダ配信のメールの場合の確認方法です。
確認したいメールのシナリオを選択し、左メニューから、ステップ配信またはリマインダ配信を選びます。

配信メール一覧が表示されるので、該当メールの右側にある「⋮」のメニューをクリックします。

「配信予定対象者」と「配信済対象者」がありますので、こちらで確認します。
メール開封率・クリック率の確認方法
次は、メールの開封率やクリック率の確認の仕方です。
確認したいメールのシナリオを選択し、左メニューから『送信済』をクリックします。そして、『一斉配信』または『ステップ』、『リマインダ』を選びます。

すると、送信済みのメール一覧が表示されます。ここで、送信数、開封数、開封率、クリック数、クリック率が確認できます。
メルマガ配信の設定方法
ここでは、メルマガ配信に特化して、設定方法のコツを解説します。
UTAGEでメルマガ配信を行うには、次のような手順で行います。
- 配信アカウント、シナリオを作成する
- 自動返信メールを登録する(ステップ配信)
- メルマガ登録をしてもらう
- 日々配信する(一斉配信)
配信アカウント、シナリオを作成する
まず、メルマガを配信するための配信アカウントとシナリオを作成します。
上メニュー【メール・LINE配信】を選択し、「追加」をクリックしてアカウントを追加します。メルマガなので、アカウントの種類は「メールのみ」を選択します。
アカウントを作成したら、シナリオも追加します。
自動返信メールを登録する(ステップ配信)
次に、メルマガを登録してくれた人へ最初に送るメールを作成します。このメールはステップ配信で作成していきます。
ステップ配信にすることで、送信のタイミングを『シナリオ登録直後』つまり、メルマガに登録した直後に設定することができます。
メール本文には、必ず配信元とメルマガ解除用のURLを入れる必要があります。UTAGEでは、メルマガ解除用のURLを簡単に挿入できます。
本文の右横にある『置き換え文字』の中に、「%cancel%」という置き換え文字があります。これが解除用リンクになります。

「%cancel%」をクリックすれば、本文に挿入されます。これで、実際に送るメールには解除用リンクが表示される仕組みになっています。
メルマガ登録をしてもらう
次に、読者を集めます。UTAGEには、メルマガを登録してもらう方法が2通りあります。
- 登録フォームURLを使って案内する
- 登録用のページを作る方法
まず1つ目が、登録フォームURLを使う方法です。
作成したメルマガのシナリオを選択し、左メニューの『登録・解除フォーム』を選びます。『登録フォーム』という項目があるので、クリックします。
すると、以下のような簡易的な登録フォームが表示されます。

この登録フォームが表示されているURLをコピーして、メルマガ登録してほしい人に配付し案内することが可能です。
ちなみに、登録フォームにメールアドレス以外の項目を載せることもできます。以下のように、『登録フォーム・読者項目』を選択すると、項目を編集できます。

メルマガを登録してもらう方法2つ目が、登録用のページを作る方法です。ファネル機能を使って作成していきます。
上メニュー【ファネル】のファネル一覧から「+追加」をクリックし、登録フォームを作成したいページを選びます。新しく作る場合は、「空白のファネル」を選びます。

さらに、ページを選択し、編集画面にうつります。編集画面にて、『+』をクリックすると、要素一覧が表示されます。

要素一覧から「登録フォーム」を選択します。すると、以下のように登録フォームが挿入されます。

左メニューの『連携シナリオ』から、メルマガを設定したシナリオを選択すれば、作成したメルマガ用の登録フォームがファネルに挿入され、編集できるようになります。
また、『シナリオ読者項目連携』を「利用する」にすると、『登録フォーム・読者項目』にて設定した項目が反映されます。
ファネル機能を使えば、登録フォーム以外にも、テキスト、画像や動画、カウントダウンタイマー等の要素を入れて、編集していくことができます。
日々配信する(一斉配信)
読者に最初に送る自動配信メールと読者を集める仕組みができたら、一斉配信を使って日々メルマガを配信していきます。
一斉配信にすることで、送信のタイミングを「今すぐ」と「送信日時を指定」から選べます。「送信日時を指定」を選んで、メルマガを作成していきます。
これで、メルマガの読者を集めてメルマガを配信する仕組みが実装できます。
読者(購買者)の管理方法
UTAGEでは読者にラベルをつけてグループ分けし、管理することができます。その方法を説明します。
まず、ラベルを作成します。
上メニューの【メール・LINE配信】を選んで、利用するアカウントを選択します。そして、左メニューの『ラベル』を選択し、「追加」をクリックします。

すると、ラベルの登録画面になります。『名称』を入れて「保存」をクリックすれば、ラベルが作成されます。

同様にして、必要な名称のラベルを作成していきます。
次に、グループを作成します。ラベルをグループ分けして管理する機能です。左メニューの『ラベル管理』を選択し、『グループ管理』をクリックします。

すると、グループ追加画面になるので、名称を入力して保存します。

ラベルをグループに追加するには、『表示順変更』をクリックします。そして、グループに追加したいラベルをドラッグ&ドロップで動かします。

作成したラベルは、シナリオアクションを使って自動付与させる仕組みを作るのが便利です。
シナリオアクションを設定することで、メール配信時に特定のラベルを自動付与することができます。
シナリオアクションは、左メニュー『アクション管理』より設定していきます。『アクション管理』を選択したら『アクション追加』をクリックします。

すると、以下のような設定画面が表示されるので、必要事項を入力していきます。

『種類』の項目は、「ラベルを変更」を選択します。『付けるラベル』と『外すラベル』を選択する画面に変わるので、それぞれ特定のラベルを選択し、保存します。
次に、アクションをメールに設定します。メール編集画面にて、『送信後に実行するアクション』という項目があるので、ここで、作成したアクションを選択すれば完了です。

AIアシスト機能を使う
UTAGEでは、独自のAIアシスト機能を使って効率よくメールを作成できます。
メール作成画面にて、上メニューの【AIアシスト】をクリックします。

すると、以下のようなAIアシスト画面が表示されます。

『どのようなことをお助けしましょうか?』は、以下の内容から選択できます。
- メルマガのテーマを考えて欲しい
- メルマガの文章を作成して欲しい
- LINEメッセージの文章を作成して欲しい
- ステップメールの流れを考えて欲しい
- その他
『前提条件・補足を箇条書きで入力してください』には、条件や補足を入力します。
入力が完了したら「送信」をクリックします。すると、AIが作成した文章が表示されます。

HTMLメール作成画面でも、AIアシストを活用することができます。

登録経路を分析する
シナリオの登録フォームでの登録が、どこからの登録なのかを分析することができます。その方法を説明します。
左メニューの『登録経路』を選択し、「追加」をクリックします。

すると、以下のような登録画面になります。

『管理名称』は、「Facebookからのアクセス」「YouTubeからのアクセス」「Xからのアクセス」など、登録経路が分かるような名称がおすすめです。
『種類』は「LINE」と「メール」があります。今回はメールの登録経路なので「メール」を選択します。
「保存」をクリックすると、登録経路用のURLが生成されます。

同様にして、分析したい登録経路を作成していきます。生成されたURLを、媒体ごとにそれぞれ設置すれば完了です。
登録経路の確認をするには、左メニューの『登録経路分析』を選択します。

必要に応じて、期間を入力すると、機関と登録経路別の「アクセス数」と「登録数」が確認できます。
また、左メニューの『読者』を選択し、『読者一覧』をクリックすると、シナリオの読者一覧が表示されます。ここでも、読者がどの経路での登録なのかを確認できます。

ちなみに、ファネル機能を使って登録フォームを作成した場合、こちらの設定は必要ありません。
A/Bテストを行う
UTAGEでは、メールの件名のA/Bテストを行うことができます。A/Bテストは、一斉配信、ステップ配信、リマインダ配信共通です。
配信メールを作成する画面にて、『件名』の右に、「A/Bテストを行う」というチェックボックスがあります。

このチェックボックスにチェックを入れると、件名を2通り入力できるようになります。比較したい2パターンの件名を入力します。
これで、2通りの件名を作り、均等に割り振って送信することが可能です。
分析結果は、送信済みメール一覧で確認できます。

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UTAGEのメール配信のよくある質問

メルマガ配信をするために料金はかかる?
メルマガ配信をするための追加料金はかかりません。
UTAGEのスタンダードプランなら、全ての機能が無制限で使えます。
メール配信数に上限はある?
UTAGEのスタンダードプランなら、メールの配信数に上限はありません。
配信数を気にすることなく、たくさんの人に何通でも配信できます。
メールの開封率・クリック率の確認はできる?
できます。送信済みのメール一覧で確認が可能です。
メールの送信数、開封数、開封率、クリック数、クリック率が一覧で確認できます。
メルマガをGmailで行うことはできる?
可能です。
しかし、メール設定の『送信者メールアドレス』にGmailやYahooメールなどのフリーメールアドレスは使えません。
『送信者メールアドレス』には、独自ドメインのメールアドレスを使う必要があります。
ちなみに、Gmailの「メール送信者のガイドライン」がアップデートされたことにより、送信ドメイン認証が必要になりました。
他サービスからUTAGEに移行することはできる?
できます。しかし、使っていたツールによっては読者の情報を引き継ぐことができない場合があります。
これまでメルマガ配信に使ってきたツールで独自ドメインを利用していたのなら、読者の情報を引き継ぎ、移行することが可能です。
UTAGEでは、メルマガ配信に独自ドメインを使う必要があります。そのため、前のツールでも独自ドメインを使っていたのなら移行可能です。しかし、独自ドメインを使わなくても配信可能なツールを使っていた場合は、移行が難しいので注意が必要です。
まとめ
今回は、UTAGEのメール配信機能の特徴や使い方のコツについて解説しました。
UTAGEでは、メールとLINEの両方を使って効率的にターゲットにアプローチする仕組みを作ることができます。
また、UTAGEは、メール配信機能以外にも、LP作成、会員サイト運営、ウェビナー開催、個別相談など、様々な機能を兼ね備えています。それらを連携させることで、マーケティングの一連の流れを自動化することができます。
UTAGEは14日間無料でお試しできるので、気になった方はぜひ、UTAGE公式サイトをチェックしてみてください。
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